決断と挑戦・今日の1問:21日目
私が高校生だったころに
当時の政治・経済を担当していた
先生が授業中に話していたことで
今でも鮮明に覚えている内容があります。
今日はその内容について
まとめていきたいと思います。
その先生は漢字について
話をするのが好きな先生で
ある授業で「決断」という言葉が出ました。
先生は私たちに向かって
「日常生活でどんな決断をしていますか?」
と言ってきたのです。
「部活動でよい成績を収める」
「学校行事に熱心に取り組む」
「テストの点数を上げる」
と様々な発言をする生徒がいました。
ですが、先生はそれらを聴いて
「君たちは決断と聞いて
自分の目標を話す人が多いですね」
といいました。
皆ポカーンとしてます。
その後に続けていったのは
「決断」という漢字をよく見てください。
漢字はいろんな組み合わせがあって
「決断」は後ろの断が目的語
前の決が動詞となるような組み合わせで
「断を決する」と解釈できますね。
断というのは送り仮名を付けると
「断つ」と読めます。
この「断つ」には
「やめる」といった意味があります。
だから「決断」は
「やめることを決める」という意味になります。
だから決断は何かやることを決めるのではなく
やめることを決めるようにできるといいですね。
と仰っていました。
そして続けて
考えてみれば当たり前かもしれません。
今、自分ができることの量が100
だったとしましょう
その中で95を使って生活をしている。
新しいことを始めるのに10必要
だとしましょう。
このままでは5足りません
そこで今持っている
95の内、最低でも5のやることを
やめなければいけません。
これが決断です。
と仰っていました。
とても感心させられたと共に
今でもこの言葉を忘れないように
新しい挑戦と決断を意識するように
しています。
そんなこんなで
今日の1問
挑戦は英語でchallengeですが
決断は英語でなんというでしょうか?
あまり聞きなじみのない言葉ですが
横文字が好きな人は日常生活でも
使ってるかもしれません。
昨日の1問
エレベーターの中に大きな鏡が
設置されていることがありますが
何のために設置されているんでしょうか?
というものでした。
答え
こういった発想や設計思想は
常に持っておきたいな
と思う今日この頃。。。