5人の平均値・今日の1問:43日目
学習支援の活動の中で
小学生から高校生まで
お話する機会があるのですが
高校に進学した途端に
環境が変わったことで
モチベーションを保つのが難しくなった
という相談を受けました。
ある人は
今までは周りに自分より勉強のできる子や
やる気を出して取り組む人もいたのに
今の学校ではみんなやる気がないから
自分自身もつられてやる気が出なくなってしまう
ある人は
周りのレベルが高くなり
勉強できなくなったのではないかと
不安に思うことが増えた
といった様子です。
大学への進学や就職を前にすると
悩むことも増えてくると思うので
色々な人の悩みに対して
参考になればと思い
私なりの考えをまとめてみました。
まず1つ目に面白い研究のお話をします。
人はよく接する(最も時間を長く一緒に過ごす)
周囲の5人の人間の平均値に近づく。
というものがあります。
誤解を恐れずに書いてしまうと
テストの平均点が60点の人たちと
仲よくすることが多いと
自分も60点くらいになるし
テストの平均点が80点の人たちと
仲よくすることが多いと
自分も80点くらいになる
ということです。
テストだけでなく性格や話し方、
趣味などなど色んな側面で
強く影響を受けるようです。
勉強のやる気が出ないと困っていて
勉強を頑張りたいと思うなら
勉強をちょっとでも頑張ろうと思ってる人
勉強を取り組む習慣をつけている人
と接する時間を長くすると良さそうです。
高校にそんな人がいない!
という場合は中学生のころの同級生に
声をかけたりしてみましょう。
ただし、極端に人間関係を変えすぎると
心に負担がかかるかもしれないので
自分のできる範囲で挑戦してみましょう。
次に周りのレベルが上がって不安な人は
その不安を取り除くために努力している人と
過ごす時間を長くすると良さそうです。
例えば
あなたの仲のいい友達が努力してるのに
テストの点数が伸びずに悩んでいる時
どのように接してあげますか?
一緒に図書館で勉強する習慣をつけるでもいいし
2人で〇〇点とったらどこか遊びに行くでもいいし
とにかく毎日めちゃくちゃ応援するでもいいし
なぜ点数が上がらないのか一緒に考えるでもいいし
何かしてあげることがあると思います。
自分が悩みを相談した時に
どのように接してほしいのか考え
同じように接してくれる人が周りにいると
自分も努力しやすくなるのではないでしょうか?
なんで点数が上がらないのかは
こちらの記事でも紹介しましたが
自分の状態(分からない事や問題)を
他人に説明できるようになると
解決に近づく場合もあるので
時間があればチェックしてみてください。
今日の1問
日本人男性と女性の
平均身長・体重・年収は
それぞれいくらでしょうか?
また、身長と年収が平均以上かつ
体重が平均以下の人は
どのくらいの割合でいるでしょうか?
昨日の1問
「日本の環境は恵まれている」
とよく言われますが
実際にどのくらい恵まれているのでしょうか。
日本やアメリカのような
教育や技術・経済レベルの高い国を
「先進国」
東南アジアやアフリカのような国を
「発展途上国」と言いますが
発展途上国における
小学校の卒業できる割合はどの程度でしょうか?
というものでした。
答え