AIと子育てとボランティアと

無料学習支援ボランティアの私がデジタルの最先端であるAIとアナログの最先端?である子育てについて考えていくブログです。

【再開9稿目】AI技術の進化によって求められる人の能力とは?

このブログでは

自分が子供を持った時のことを想定して準備しておくという名目で、子供との向き合い方について、最近流行りのAI(CHAT GPT)に質問し、その回答に対して自分の感じたことを綴っていきます。

【はじめに】

AI技術の進化によって、ルーチンな作業や単純な判断など、人間が行っていた業務が自動化されることが増えてきました。しかし、AIにはできない人間独自の能力もあります。この記事の前半では、AIが進化していく時代に求められる人の能力について紹介し、記事の後半では、それぞれの能力を伸ばすカリキュラムについて年齢別に具体的に紹介します。

 

今回の質問

若おじ「AI技術が発展していく時代に人に求められる能力はどのようなものがありますか?」

【AI技術の進化によって求められる人の能力とは?】

【創造性】

AIは、データやルールに基づいて自動的に判断や予測を行いますが、創造性は持っていません。人間が持つ想像力やアイデアを生かし、新たな価値を創造する能力が求められます。

 

【コミュニケーション能力】

AIと協調して業務を行うことが増えてくる中で、コミュニケーション能力が求められます。AIが生成したデータや結果を正しく解釈し、他者に伝えるスキルが必要です。

 

【統合的思考力】

AIは、特定のタスクに特化した能力を持っていますが、複数のタスクを同時に処理することや、複雑な問題解決には人間の統合的思考力が必要です。

 

【感性】

AIは、データやルールに基づいて判断しますが、感性的な判断はできません。人間が持つ感性を生かし、デザインやマーケティングなど、クリエイティブな業務に従事する能力が求められます。

 

【深堀して】

若おじ「それぞれの能力を磨くためにどのようなカリキュラムが感がられますか?」

【創造性】

【未就学児】
  1. 絵本の読み聞かせ:絵本を通して、物語やキャラクターに感情移入し、自由な想像力を養います。
  2. プレイドゥ:様々な素材やおもちゃを使って自由な遊びを促し、創造力や想像力を育てます。
  3. アート体験:絵具やクレヨンなどを使って自由な描画を行い、色や形、模様を自由に表現することで創造性を育てます。

 

【小学生】
  1. クリエイティブライティング:小説や詩、エッセイなど、自由な文章を書くことで、自分の想像力を活用し、物語やアイデアを表現する能力を養います。
  2. ロボットプログラミング:ロボットを自分で設計し、プログラミングすることで、問題解決能力や発想力を育てます。
  3. ゲーム制作:ゲーム制作を通して、ストーリーやキャラクター、世界観を自分で考え、表現する力を養います。

 

【中学生】
  1. デザイン:ポスターやロゴ、ウェブページなど、自分でデザインすることで、クリエイティブな発想力や表現力を養います。
  2. アート・クラフト:陶芸や絵画、紙工作などのアート・クラフトを通して、創造性を磨きます。
  3. プレゼンテーション:自分のアイデアを発表することで、伝える力や論理的思考力、創造性を養います。

 

【コミュニケーション能力】

【未就学児】
  1. 絵本の読み聞かせ:絵本を通して、物語やキャラクターに感情移入し、自分の気持ちを言葉で表現する力を養います。
  2. ロールプレイ:自分たちでストーリーを作り、役割分担をして演じることで、想像力やコミュニケーション力を養います。
  3. 音楽・リズム体験:歌ったり踊ったりすることで、リズム感や協調性、コミュニケーション能力を養います。
【小学生】
  1. ディベート:テーマについて議論をすることで、論理的思考力や表現力、コミュニケーション能力を養います。
  2. チームスポーツ:チームメイトと協力してプレイすることで、協調性やコミュニケーション能力を養います。
  3. プレゼンテーション:自分のアイデアや考えを発表することで、伝える力や表現力、コミュニケーション能力を養います。

 

【中学生】
  1. ディスカッション:意見を交換することで、対話力や批判的思考力、コミュニケーション能力を養います。
  2. ボランティア活動:地域のイベントや団体に参加することで、社会性や協調性、コミュニケーション能力を養います。
  3. グループワーク:グループでのプロジェクトや課題に取り組むことで、協調性やリーダーシップ、コミュニケーション能力を養います。

 

【総合的思考力】

【未就学児】
  1. ゲーム・パズル:色や形、数字などの要素を組み合わせて問題を解くことで、問題解決力や空間認識能力を養います。
  2. テーブルトークゲーム:ルールや戦略を理解し、自分の手札と相手の手札を総合的に判断することで、統合的思考力を養います。
  3. アート・クラフト体験:創造的な表現やデザインに取り組むことで、視覚的な判断力や空間認識能力、統合的思考力を養います。

 

【小学生】
  1. 理科・社会科の授業:複雑な現象や問題を統合的に捉え、考えることで、問題解決力や統合的思考力を養います。
  2. ロジカルシンキング・プログラミング:論理的な思考やプログラミングのプロセスを理解することで、問題解決力や統合的思考力を養います。
  3. デザイン思考:ユーザーの視点を考慮し、問題を解決するためのアイデアを生み出すプロセスを通して、統合的思考力を養います。

 

【中学生】
  1. 理科・社会科の実験・調査:実験や調査を通して、データを統合的に分析し、問題解決力や統合的思考力を養います。
  2. プロジェクトベースラーニング:グループでのプロジェクトに取り組むことで、問題解決力や統合的思考力を養います。
  3. ビジネスシミュレーション:ビジネスのシナリオを想定し、意思決定をすることで、問題解決力や統合的思考力を養います。

 

【感性】

感性とは、芸術や文化などの美的・感性的な体験を通じて養われる感覚的な力です。

【未就学児】
  1. 絵本の読み聞かせ:言葉や絵によって物語を楽しみ、イメージを育てます。読み聞かせの後、物語の内容について話し合うことで、感性を育てます。
  2. 紙芝居・手遊び:視覚や聴覚など、五感を刺激する紙芝居や手遊びを通じて、感性を育てます。また、手遊びや歌を歌うことで、リズム感も育ちます。
  3. 体験学習:自然や文化施設などに足を運び、五感を使って体験することで、感性を育てます。例えば、花や樹木を観察したり、工場見学をしたりすることが挙げられます。

 

【小学生】
  1. 美術・音楽の授業:絵画や音楽作品を鑑賞し、感性を育てます。また、自分で絵や音楽を制作することで、表現力も高めます。
  2. ものづくり体験:手作りの体験を通じて、感性を育てます。例えば、粘土や木材を使ったものづくり、手芸などが挙げられます。
  3. 文化体験:歌舞伎や能、芝居などの演劇体験や、伝統工芸品の体験などを通じて、文化に触れることで感性を育てます。

 

【中学生】
  1. 美術・音楽の授業:ポスターやロゴ、ウェブページなど、自分でデザインすることで、クリエイティブな発想力や表現力を養います。
  2. フィールドワーク・実験:自然や人文社会に興味を持ち、自ら調べることで感性を育てます。例えば、フィールドワークで野生動物の観察や、実験で自然現象の理解を深めることが挙げられます。
  3. アウトドア体験:アウトドア活動を通じて、自然と触れ合い、感性を育てます。例えば、登山やキャンプ、釣りやスポーツなどが挙げられます。また、アウトドア活動によって、自己肯定感やチームワークも育ちます。

 

【まとめ】

AI技術が進化する中で、人間が持つ創造性やコミュニケーション能力、統合的思考力、感性などが重要な能力となります。AIとの協調によって、より高度な価値を創造することが求められます。それらの能力においてインプットを与えつつ、年齢が上がるにつれてアウトプットを促すことで実践的な能力にステップアップしていけるでしょう。幼少期からのカリキュラムを検討することで、計画的にその能力を身に着けることができると考えられます。

 

感想

AIが発展していく中で必要となる能力について「AIに質問を投げかける」という行為自体が少し矛盾を抱えているなぁと思いつつ、とても勉強になりました。

具体的なアクションの中でいくつかの項目に共通していたのは「絵本の読み聞かせ」「アート体験」「プログラミング」「プレゼンテーション」がありました。保育や学校教育に取り入れられている項目はやはり重要なんだなぁと再認識できます。

また、提案された具体的な活動の中には学校教育の中で取り入れらるものもあれば、課外活動として取り組まなければ触れ合う機会が少ないものもあるなぁと感じました。ここら辺のバランスを考えていくのも重要なのかもしれません。

 

今回の記事はここまで

気になった方は過去の形式のブログも読んでみてください。