自然災害の併発(続)・今日の1問:85日目
前回の記事に引き続き
台風と地震が同時に発生しない
なぞについて注目して
記事をまとめていきたいと思います。
平成8年(1996年)から
令和3年(2021年)の26年間で
36件発生しています。
つまり約1.4件/年です。
台風は接近するだけで
大きな影響を与えるので
接近・上陸数をカウントすると
1991年から2020年の平均で
接近が11.7件/年、上陸が3.0件/年です。
つまり合計で14.7件/年です。
地震発生や台風の接近が
同時に発生する確率は
約4500分の1
つまり約12年に1度となります。
これが日本全体で見た時の
地震と台風の同時発生確率です。
それぞれが同一のエリアで
発生する確率は上記の
5~10分の1程度だと思います。
つまりは60~120年に1回の確率
ということになります。
地震と台風が同時に発生する
可能性は低確率である
ということがわかりますね。
過去の事例を調べても
台風と地震が同時に発生した
というものは
見つけることができませんでした。
実際に地震と台風の因果関係
正確に言うと低気圧と地震の
因果関係を研究している
チームがあるようで
詳しい内容は↓こちらをご覧ください。
そんな台風について
今日の1問
台風は渦を巻く形が
イメージできるかと思いますが
台風の渦はどちら向きに
巻いているでしょうか?
北が上を向いている地図で
見た場合の答えをお書きください。
昨日の1問
地震が発生する際に
同時に発生する可能性がある
自然災害はなにでしょうか?
というものでした。